音楽

ザ・ガリバース ”赤毛のメリー”

今回レビューするシングルは、ザ・ガリバースの「赤毛のメリー/ダークな瞳」です。

GSの7インチコンピ盤について

FS-3014 「モナリザの微笑み グループ・サウンズ・ベスト・ヒット」 A面 1.モナリザの微笑み(ザ・カーナビーツ) 2.青空のある限り(ザ・カーナビーツ) B面 1.北国の二人(ザ・ジャガーズ) 2.バラ色の雲(ザ・サベージ) このコンピ盤の特徴は、…

Zamok Lucie "we all hate you zamok lucie" レビュー

asteriskrecords.bandcamp.com 今回のアルバムレビューは、Zamok Lucie の we all hate you zamok lucieです。 Ryougokuと信乃の二人で、聴いて感じた事などを書き連ねていきます。 1.jungmann R:シンプルなベースライン、透き通ったシンセのコード。無駄…

ラ・シャロレーズ ”うわさの二人”

品番:PS-3050 発売:1969年?月?日 ラ・シャロレーズは、北海道札幌市でメインに活動していたバンドで、このレコードは北海道内で1969年に販売されたらしいです。私の所有する盤も札幌のリサイクルショップでジャンクレコードの入ったエサ箱から見つけたも…

カバー版探訪① 帰ってきたウルトラマン

今回は帰ってきたウルトラマンの主題歌、「帰ってきたウルトラマン」についてです。 帰ってきたウルトラマンの各種カバー版については Wikipedia 等で詳しく言及されているため、あまり深くは入らず、私の所有するレコード音源3種を聴いて思ったことなどを書…

ザ・バロネッツ ”サロマの秘密”

今回はザ・バロネッツの1stシングル「サロマの秘密」のレビューです。 北海道北東にある湖 ”サロマ湖” を舞台としたバラードです。

アルバム一言レビュー1月号

色々忙しくてちゃんとした記事が書けないという言い訳の下、最近聴いたアルバムを一言くらいでレビューする記事です。点数はつかないですし、もしかすると今後ちゃんとレビューすることがあるアルバムも入っているかもしれないですが、まあどうにかしてけろ…

アウト・キャスト ”愛なき夜明け” レビュー

品番:SN-608 発売:1968年1月10日 このレコードは、アウト・キャストの5枚目で、1968年3月の解散前最後のシングル。解散後すぐに1名を除き別のメンバーで再結成され、1枚シングルをリリースしている。シングルリリースの順番は以下の通りとなっている。 1…

ファンキー・プリンス ”おやすみ大阪” レビュー

品番:SV-843 発売:1969年5月 ファンキー・プリンスは、1968年3月というGSブームの絶頂期に結成されたバンドで、「ナンバ一番」に出演し人気となり、69年5月にこの「おやすみ大阪」でデビューしました。 この「ナンバ一番」というのは、当時大阪で最も力の…

アナログレコードどうすりゃいいの? ~保管編~

持っているCDが危険なまでの劣化をし始めショックを受けたスコット、そんなバカタレスコットがアナログ盤についての質問を室伏広治の勢いで投げつける企画最終段。今回はアナログ盤の保管について、レコード収集が趣味な信乃さんに回答してもらいました。 Q1…

アナログレコードどうすりゃいいの? ~音質編~

JALの機内で貰えるイヤホンを使用していた時期もあった音質に全く興味のないスコットが、アナログ盤についての疑問をマッハ2でぶつける企画第二段。今回も回答役はレコードコレクターかつGSマイスターの信乃さんです。 Q1 カラー/ピクチャー盤と普通の黒いの…

アナログレコードどうすりゃいいの? ~収集編~

アナログ盤について回ることくらいしか知らないアホタレノービススコットがレコードコレクターの信乃に初心者にありがちな気のする質問をぶつけるコーナーです。 Q1 レコードの平均的な価値ってどう知ればいいの? レコード屋が付けてる価格やヤフオクの落札…

さよならポニーテール "空も飛べるはず/ビアンカ/恋するスポーツ" レビュー

さよならポニーテールのメジャーデビューシングルには、夏っぽくて爽やかでどこか懐かしく甘酸っぱいという、グループのサウンドの特徴を存分に発揮させた4曲が詰まっている。 [A面:空も飛べるはず] スピッツの同名曲のカバーであり、フジテレビ系列のアニメ…

ザ・ダーツ ”ケメ子の歌” レビュー

今回は昭和43年の大ヒット ザ・ダーツというGSのデビュー曲「ケメ子の歌」です。

相対性理論 "ハイファイ新書" レビュー

このアルバムはスムースなロックとダンサブルなリズム、そして電波的な歌詞の融合したユニークでありながら聴きやすくハマりやすいアルバムだ。 このアルバムの音は素晴らしい。「テレ東」におけるザ・スミスのジョニー・マーを思わせる流れるようなギター、「…

ザ・リンクス ”走れSLC57” レビュー

今回は「走れ!SLC57」について です。

ザ・スパイダース ”ザ・スパイダースの大進撃” レビュー

このレコードは、ザ・スパイダースの2作目の主演映画「ザ・スパイバースの大進撃」のサントラ盤で、EP2枚によって構成されている。1作目の主演映画「ザ・スパイダースのゴー・ゴー向こう見ず作戦」の主題歌は、シングルレコードとして発売されたが、それに対…

タイアップラップソングの世界:アダムス・ファミリーとラップキャリアの終焉

(この記事のアイデアはYouTubeで活躍するレビュアーTodd in the Shadowsにインスパイアされたものです) アダムス・ファミリーを覚えている人は多いでしょう。当時観たという人も、レンタルやテレビでの放映で観たという人も、この映画にいい思い出を持ってい…

ゲーム系ラップソングの世界:ファーストパーティの場合

なぜかはわかりませんがゲームのCMでラップソングを使ってヒップでラディカルでクールに見せようとするのは、ゲーム機を作る最大手たちもやっちゃうことみたいですね。今回はアメリカから日本、ブラジルからフィンランドまで、世界中の事例を見ていきます。 …

奈美悦子 ”愛しているから” レビュー

SV-652 1967年発売 今回は「愛しているから」を取り上げます。 【A面:愛しているから】 作詞:茜礼子 作編曲:島田タカホ 当時の王道的歌謡曲とは異なった曲調で、なかなか個性的な楽曲です。奈美悦子のアイドル的魅力を上手く引き出していて、色っぽさも出…

For Sure "Always Busy - Single" レビュー

ニューヨークのインディバンドFor Sureのシングル"Always Busy"は、ロック色を残しながらも安らかなサウンドがいいものである。 [A面 "Always Busy"] 初期Weezerのような、歪みつつもメロディアスなギターを中心に置いた曲だ。ヴァースでのボーカルは浮遊感…

Bloc Party "A Weekend in the City" レビュー

このアルバムは陰鬱なロマンチシズムを、インディロック的でありながら大人らしい繊細さを持つ音で描いた素晴らしいアルバムだ。 このアルバムの根底にある音は、まぎれもなくインディロックだ。"Song For Clay (Dissapear Here)"や"Hunting For Witches"で…

チコとビーグルス ”遊びつかれた帰り道" レビュー

SV-821 1969年4月5日発売 今回は「遊びつかれた帰り道」を取り上げます。 このシングルレコードは、チコとビーグルスの2枚目のシングルです。 【A面:遊びつかれた帰り道】 作詞:藤本義一 作曲:奥村英夫 編曲:寺岡真三 前作の「帰り道は遠かった」と同様…

The Cult "Love" レビュー

このアルバムはダークでムーディな音と力強いサビを兼ね備えた、完璧とは言えなくとも素晴らしいロックアルバムである。 このアルバムの長所はその音だろう。80年代らしいビックなドラムと、クリーンでこれまたビッグなギター、そしてその中でも存在感を保つ…

Van Halen "1984" レビュー

Van Halenの代表作とも言えるこのアルバムはポップでキャッチーでイカしたロックアルバムだ。 このアルバムはとてもポップだ。"Panama"や"Hot For Teacher"など、シンプルかつ心を掴むロックソングは80年代だけでなくロック史のなかでも最上級のものだ。どの…

メンバー&ブログ紹介 2022年9月版

【ブログ紹介】 3人が好き~な感じのアルバムだったりシングルだったりをレビューしたり、音楽について語り合ったりするブログです。毎日午後五時に投稿します。内容は、基本アルバムやシングルのレビューで、火曜は対談、木曜は雑談などを行なう予定です。 …

Urusei Yatsura "We Are Urusei Yatsura" レビュー

グラスゴーのギークロック系バンドのデビュー作は、歪んだ音を掻き鳴らすインディーロックを名前負けしないポップさで彩った素晴らしい作品だ。 このアルバムの曲はとてもポップだ。最初の"Siamese"における声の掛け合いから"Kernel"の"Doo-do-doo-do-doo"と…

香月サコ ”赤い夕日” レビュー

SDR-1354 1968年6月5日発売 今回は「赤い夕日」を取り上げます。 【A面:赤い夕日】 作詞:水木かおる 作曲:城美好 補作曲:彩木雅夫 編曲:森岡賢一郎 チープな電子オルガン、こもったドラムとベース、GS風なエレキギターなどガレージロック的な魅力をもっ…

Justice "†" レビュー

このアルバムはジャンルの垣根を越える実験的な音とポップなメロディを兼ね備えた唯一無二の名盤だ このアルバムはジャンルに縛られない。もちろん根底にあるのはダンス/エレクトロであるし、当時のクラブシーンを反映したサウンドでもあるが、聴いてみれば…

酒井和歌子 ”青春通り” レビュー

SAS-1127 1968年6月発売 今回は、未公開映画のサントラ盤 ”青春通り” を取り上げます。 東京映画・東宝配給作品「大都会の恋人たち」の挿入歌のレコードです。このレコードは、小ヒットしたものの、この2曲が使われるはずの映画は、制作中止となり、結局公開…