カバー版探訪② シルバー仮面

 

我が家には、東芝レコード、ビクターレコ-ド、コロムビアレコードから発売されたレコードがあり、それぞれ別の音源となっている。

 

東芝版〉歌:ハニー・ナイツ 柴俊夫(故郷は地球 のみ)

【故郷は地球】

テレビのオープニングに「主題歌 東芝レコード」の表記がある通りこれがオリジナル版だ。ただ、オープニングに使われている物がこの音源を編集したものではなく、別音源なので、イントロなど明らかにテレビと違う箇所もある。

 

【戦え!シルバー仮面

 

 

〈ビクター盤〉歌:ヤングフレッシュ・ザ・ブレッスン・フォー残念…ジャケットが無い

【故郷は地球】

「淋しい時には~弟よ」はブレッスンフォーのみで、他は両方のグループが歌っている。両方で歌っている部分はヤングフレッシュがメインという感じである。

B面よりヤングフレッシュのノリが暗い感じなのは、原曲のキーに近づけようとしたためだろうか。

 

【戦え!シルバー仮面

こちらはブレッスンフォーのみで歌うパートが無く、ヤングフレッシュがメイン。ブレッスンフォーはバックコーラスのみを担当している。ただ、アウトロの「アーアーアー」というコーラスはブレッスンフォーのみ。

子供らしい元気な感じを表したかったのか、「無法星人やっつけろ」の「ろ」を高く伸ばす様にアレンジしたり、「それ!」という部分を強調したりしている。

 

子供向け番組だから子供が歌いやすいようにしようという考えがあったのではないかと思います。両曲ともテンポがやや遅いのもそのためか。

 

 

コロムビア盤〉歌:ボーカル・ショップ

【故郷は地球】

タンバリンの音が東芝より目立ち、ややリズミカルになっている。切れのある演奏とコーラスが素晴らしい。音に厚みがあって迫力があります。

 

【戦え!シルバー仮面

「ジャンプ!キック!パンチ!」の箇所が段階的に音程が高くなっていくというアレンジがされている。このアレンジが結構カッコ良く、アレンジした人のセンスの良さが感じられる。ギターのカッティングの音が綺麗で聴き心地が良い。

東芝とビクターの両方にあったアウトロの「アーアーアー」というコーラスがないです。意図があったのか、単に入れ忘れたのか分かりませんが、これが無くても違和感は無いです。

 

両面ともキーが東芝版より高く、それにより明るい感じに聴こえます。

他の会社のレコードでも同じ音源が使われてます。おそらくコロムビアで製作された音源かと思いますが違うかもしれないです。

 

 

 

私は未所持ですが、他の会社からもリリースされました。現物を持っていないため実際に音源を聴けず、詳しくは書けませんが…

朝日ソノラマ・・・

 ソノシートで有名な朝日ソノラマですが、この頃はソノシートより少し厚い「パンチシート」と通常の厚さのレコードをメインにリリースしていました。

 「パンチシート」では、東芝と同じ歌手で、東芝と同音源かと思います。しかし、通常のレコード盤はなぜかボーカルショップ版(コロムビアと同じ)です。何か契約上の都合でもあったのでしょうか。

 

テイチクユニオン・・・

 グリーン・ブライトによるカバー版シングルが出ています。

 

サンレコード・・・

 ピクチャーレーベル仕様のドラマ入りEPがあります。ジャケットも盤もかなり気合の入ってる様なデザインが魅力的です。コロムビアと同じボーカルショップです。

 

東宝レコード・・・

 片面が「ミラーマン」、その裏に「故郷は地球」が入った2曲入りシングルが出ています。地域によっては裏番組のミラーマンカップリングだなんて… (こういうのがこの頃はよくありますね。)これもボーカルショップ版です。東芝以外のレコード会社はボーカルショップ版が多いです。

 

 

他に、武田薬品が番宣用に流通させたシングルレコードがあります。SIDE1は、東芝と同じ柴俊夫&ハニー・ナイツ版の「故郷は地球」。SIDE2 はシルバー仮面に出演していた松尾ジーナさんの「私、ハイシーAと申します」。これはCMソングですね。

故郷は地球は東芝と同じ音源、松尾ジーナさんは当時東芝レコード所属の歌手でもあったことから、このレコードは、東芝レコードが作ったものと思われます。中古で流通している物のスリーブが東芝の普通のスリーブである事からもこの推測は正しいかと思います。