1960年代

ザ・ガリバース ”赤毛のメリー”

今回レビューするシングルは、ザ・ガリバースの「赤毛のメリー/ダークな瞳」です。

GSの7インチコンピ盤について

FS-3014 「モナリザの微笑み グループ・サウンズ・ベスト・ヒット」 A面 1.モナリザの微笑み(ザ・カーナビーツ) 2.青空のある限り(ザ・カーナビーツ) B面 1.北国の二人(ザ・ジャガーズ) 2.バラ色の雲(ザ・サベージ) このコンピ盤の特徴は、…

ラ・シャロレーズ ”うわさの二人”

品番:PS-3050 発売:1969年?月?日 ラ・シャロレーズは、北海道札幌市でメインに活動していたバンドで、このレコードは北海道内で1969年に販売されたらしいです。私の所有する盤も札幌のリサイクルショップでジャンクレコードの入ったエサ箱から見つけたも…

ザ・バロネッツ ”サロマの秘密”

今回はザ・バロネッツの1stシングル「サロマの秘密」のレビューです。 北海道北東にある湖 ”サロマ湖” を舞台としたバラードです。

アウト・キャスト ”愛なき夜明け” レビュー

品番:SN-608 発売:1968年1月10日 このレコードは、アウト・キャストの5枚目で、1968年3月の解散前最後のシングル。解散後すぐに1名を除き別のメンバーで再結成され、1枚シングルをリリースしている。シングルリリースの順番は以下の通りとなっている。 1…

ファンキー・プリンス ”おやすみ大阪” レビュー

品番:SV-843 発売:1969年5月 ファンキー・プリンスは、1968年3月というGSブームの絶頂期に結成されたバンドで、「ナンバ一番」に出演し人気となり、69年5月にこの「おやすみ大阪」でデビューしました。 この「ナンバ一番」というのは、当時大阪で最も力の…

4.9.1. "ウォーキン・ザ・バルコニー" レビュー

品番:HIT-1010 発売:1967年7月 このレコードは、4.9.1.の3枚目のシングルだ。よんきゅういちと書いて「フォー・ナイン・エース」と読む。 GSのシングルは、作家が作った曲をGSが歌う場合も少なくないが、このバンドのシングル曲はオリジナルが多い。このレ…

ザ・ダーツ ”ケメ子の歌” レビュー

今回は昭和43年の大ヒット ザ・ダーツというGSのデビュー曲「ケメ子の歌」です。

ザ・スパイダース ”ザ・スパイダースの大進撃” レビュー

このレコードは、ザ・スパイダースの2作目の主演映画「ザ・スパイバースの大進撃」のサントラ盤で、EP2枚によって構成されている。1作目の主演映画「ザ・スパイダースのゴー・ゴー向こう見ず作戦」の主題歌は、シングルレコードとして発売されたが、それに対…

奈美悦子 ”愛しているから” レビュー

SV-652 1967年発売 今回は「愛しているから」を取り上げます。 【A面:愛しているから】 作詞:茜礼子 作編曲:島田タカホ 当時の王道的歌謡曲とは異なった曲調で、なかなか個性的な楽曲です。奈美悦子のアイドル的魅力を上手く引き出していて、色っぽさも出…

チコとビーグルス ”遊びつかれた帰り道" レビュー

SV-821 1969年4月5日発売 今回は「遊びつかれた帰り道」を取り上げます。 このシングルレコードは、チコとビーグルスの2枚目のシングルです。 【A面:遊びつかれた帰り道】 作詞:藤本義一 作曲:奥村英夫 編曲:寺岡真三 前作の「帰り道は遠かった」と同様…

香月サコ ”赤い夕日” レビュー

SDR-1354 1968年6月5日発売 今回は「赤い夕日」を取り上げます。 【A面:赤い夕日】 作詞:水木かおる 作曲:城美好 補作曲:彩木雅夫 編曲:森岡賢一郎 チープな電子オルガン、こもったドラムとベース、GS風なエレキギターなどガレージロック的な魅力をもっ…

酒井和歌子 ”青春通り” レビュー

SAS-1127 1968年6月発売 今回は、未公開映画のサントラ盤 ”青春通り” を取り上げます。 東京映画・東宝配給作品「大都会の恋人たち」の挿入歌のレコードです。このレコードは、小ヒットしたものの、この2曲が使われるはずの映画は、制作中止となり、結局公開…

Coven "Witchcraft Destroys Minds & Reaps Souls" レビュー

オカルトロックの先駆者的存在であるこのアルバムは、悪魔崇拝のテーマとキャッチーな曲作りが融合した、60年代ロックの隠れた名盤である。 このアルバムには、暗くオカルティックな雰囲気が立ち込めている。それは"Black Sabbath"や"Choke, Thirst, Die"、"…

Tom Scott With The California Dreamers "The Honeysuckle Breeze" レビュー

サックス奏者Tom Scottのデビューアルバムは良くも悪くも60年代感溢れる、スムーズなジャズアルバムだ。 このアルバムの評価はかなり難しい。というのもほとんどの楽曲がカバーだからだ。しかし確実に伝わってくるのはTom Scottの演奏能力の高さだろう。若々…

ザ・サニー・ファイブ ”太陽のジュディー” レビュー

VP-3 1967年11月10日 【概説】 1967年、日本ビクターは、同時期に3つのグループを売り出しました。そのグループは、ザ・モップス、ザ・ダイナマイツ、そして今回取り上げるザ・サニー・ファイブです。モップスとダイナマイツが不良的、不健全なイメージだっ…

ザ・バンドッグス他 ”グループ・サウンズのすべてBEST 12” レビュー

今回はケイブンシャから発売された「グループ・サウンズのすべてBEST 12」というフォノシートアルバムを紹介します。 このアルバムは、2枚のフォノシートによって構成されており、1枚につき6曲収録されています。 ジャケットや中の冊子には、寺内タケシとバ…

寺内タケシとバニーズ "悪魔のベイビー" レビュー

HIT-713 1967年8月1日 発売 今回は「悪魔のベイビー/ストップ」を紹介します。 【概説】 バニーズは1966年結成のバンドで、同年12月のデビュー以降、LP「正調寺内節」や、シングル「運命」、「愛のリメンバー」などヒットを連発し、1967年には「レッツ・ゴー…

ブラック・ストーンズ "ヘイ・ミスター・ブルーバード" レビュー 

CP-1002 1967年4月5日発売 今回は「ヘイ・ミスター・ブルーバード」を紹介します。【概説】 ブラック・ストーンズは、1966年頃に結成された伊勢崎町を中心にロックやR&Bを演奏していたグループです。横浜市内の店舗で演奏していた所を中島安敏氏にスカウト…

レオ・ビーツ "貴族の恋" レビュー 

今回はレオ・ビーツの「貴族の恋 / あなたの影」(1968年3月発売)を紹介します。 【簡単な解説】 このグループは1966年に「里見洋とロス・カンターノス」というバンド名で福岡市で結成。主に福岡市内のディナークラブやダンスホールでラテン中心のレパート…

対談企画 アビイ・ロード 後編

中学の頃からの音楽仲間3人での対談を企画しました。今回はその対談を書き起こし、ブログ記事として公開したいと思います。3時間にわたる長い対談になったため、前編後編に分けたいと思います。 そして、この対談企画から信乃さんがこのブログに参加するこ…

対談企画 アビイ・ロード 前編

中学の頃からの音楽仲間3人での対談を企画しました。今回はその対談を書き起こし、ブログ記事として公開したいと思います。3時間にわたる長い対談になったため、前編後編に分けたいと思います。 そして、今回から信乃さんがこのブログに参加することになり…